手術について

当院では、白内障・緑内障・網膜硝子体・眼瞼下垂など様々な手術を、白内障手術装置や炭酸ガスレーザー手術装置などの最先端の設備と経験豊富な医療技術で、患者様の最良の視力が得られるよう治療しております。

白内障手術について

白内障手術が非常に短時間でできるようになったため、「白内障手術は簡単になったんだね」と言われる方がいらっしゃいますが、決してそのような事はありません。

熟練したスタッフが行うからこそ、このような短時間でかつ合併症がなく日帰りでの白内障手術が可能なのです。

当院では、年間1,400件以上の白内障の手術を行っております。

症状により入院が必要な場合がございますが、当院に入院施設がございますので、安心して手術を受けて頂くことが出来ます。

手術前後のご注意

手術前

できるだけ手術を安全に行うために、手術前に目を清潔にしておかなければなりません。
そのため、2種類の点眼薬を処方いたしますので、必ず手術予定の2日前より手術当日まで指示された通りに点眼してください。

手術前日

1.入浴、洗髪をしてください。

2.睡眠は充分に取りましょう。

手術当日

1.食事については看護師から1人ずつお話しします。

2.普段服用している飲み薬は当日も服用してください。

3.女性は当日お化粧をしないでください

手術後 ※手術終了後は次のことに注意してください。

1.食事に制限はありません。

2.眼帯は翌日の診療までそのままにしていただきます。

3.帰宅後、目が痛むことはほとんどありませんが、痛みを感じたときはご連絡ください。

4.入浴、洗顔、洗髪は1週間禁止です。

5.指示された受診日に必ず受診してください。

手術翌日以降

1.点眼薬(2種類)、内服薬(通院で手術された方のみ)は指示に従ってください。
(手術後も引き続き同じ目薬を指示通り使用していただきます)

2.仕事や運動等に関しては、医師にご相談ください。

3.寝る時のみ1週間程、眼帯、もしくは保護メガネを購入していただき、使用していただきます。

メガネについて

ほとんどの場合、手術後もメガネは必要となります。

手術前と度数が変わりますので、改めてメガネ合わせをしますが、手術から1~2ヶ月経って目の状態が落ち着いてからとなります。ただし、日常生活に支障のあるときはその限りではありませんので、医師にご相談ください。

その他、不明な点があれば医師にお尋ね下さい。

術中・術後の合併症について

白内障手術は最も安全な手術の一つですが、全く危険がないとは言えません。
以下の点をあらかじめ知っておいていただきたいと思います。

駆逐性出血(くちくせいしゅっけつ)

手術中に眼内の動脈が破裂して起こるもので、極めてまれな合併症ですが、万一発生した場合、一旦手術を中止し、後日続行します。事前の予見は極めて困難です。

後嚢破損(こうのうはそん)

手術中の水晶体の袋(後嚢)が破れることです。後嚢破損が生じても眼内レンズの埋め込みは可能で視力予後もおおむね良好ですが、視力の回復が遅れることがあります。稀ですが安全が損なわれると判断した時は当日眼内レンズは挿入せず、後日眼内レンズを目の中に縫い付ける方法で挿入します。

術後眼内炎(じゅつごがんないえん)

手術の傷口から細菌が目の中に入り発症するものです。感染を起こすと、点滴や再手術が必要になり、発見が遅れた場合などは、最終的は視力予後が不良になることがあります。感染予防のため、必ず指示通りに点眼や内服を行ってください。

術後急激な視力低下や目の痛みが出てきたら

(0166)-31-6222(山田眼科)へご連絡ください。

眼内レンズ度数ずれ(がんないレンズどすうずれ)

目の中に挿入する眼内レンズの度数は手術前に測定された角膜の彎曲度と角膜から網膜までの長さ(眼軸長)をもとに計算されます。従って、目の状態により計測値に誤差が生じることがあります。

術後予測した度数から大きくずれた場合には、適切な度数が得られる眼内レンズへの入れ替えを行います。

後発白内障(こうはつはくないしょう)

術後数ヶ月から数年して、眼内レンズをささえる袋(後嚢)が濁り、視力が低下してくることがあります。

この場合は、ヤグレーザーという機械で治療します。割と頻度は高いものです。

 

手術装置説明

超音波白内障手術装置

濁った水晶体を超音波で砕いて吸引する、最新の機械で、以前の機器に比べて手術がより速く、かつ安全になり、手術中の合併症や患者様への負担も減りました。

 

炭酸ガスレーザー手術装置

数あるレーザーの中で、最も組織侵襲の少ないレーザーです。
CO2レーザーは、エネルギーのほとんどが組織内の水分に吸収されるため、周辺健常組織には影響を与えることなく、患部のみをピンポイントで手術することができます。また、非接触使用なので、患部に直接触れることのない低侵襲手術を行うこともできるのです。CO2レーザーは、自動的に動脈静脈を閉鎖しながら手術できるので、術中の出血、術後の腫脹・疼痛を極めて軽減できます。